流派当方腐敗総本山

■リアルで６桁以上の散財をする勇気がないもので、バーチャルで散財。



いやー、黒猫耳似合うねこの兄弟。


これは保母さんから借りた青い魚です。どこのぼうやですか。

黒猫耳は1.1Mで猫耳HBを買って、あとは材料集めて自分で作りました。どーでもいい散財してますね、まったく。
あと、+7トリプルハリケーングラディウス（3Mだった）とかも買ってしまいましたよ、ふふふ……だって安かったんだもん……金稼いできてね、樹那……。

　けたたましく鳴る呼び出し音が椙崎当耶を叩き起こしたのは、まだ太陽が東の空にある時間だった。
「……おい」
　電話が鳴っているわけではない。この音は、どう聞いても玄関のインターフォンが鳴らす呼び出し音だ。普通に考えれば、この家に客が来たということになる。
　学士課程の修了がかかった論文を不眠不休で仕上げ、そのまま友人どもとの飲み会になだれ込んだのは昨日のことだ。そのままそのどんちゃん騒ぎはいつまでも続き、解散になったのは深夜どころか明け方だった。日の出を拝みながら帰路につき、自宅の玄関に足を踏み入れた先の記憶はすでにない。起きたときにちゃんとベッドに潜り込んでいたことが、すでに奇跡だ。なんて健康的、かつ学生らしい生活だろう。
　そんなわけで、当耶は午前中に起こされるなんて夢にも思っていなかった。アルコールの抜けきっていないぼうっとした頭を押さえつつ時計を見てみたら、まだ朝の７時を過ぎたばかりだ。目が覚めたことそのものが不思議でもある。
「……るせぇよ、ったく……」
　ぼそりと一言呟いて、当耶はふたたび布団に潜り込む。だが連続で鳴り続けるインターフォンが、それを許してくれそうもなかった。放置されっぱなしでもあきらめることなく、しつこく呼び出し音は鳴り続けている。
　ピンポーン。
　ぴんぽーん。
　ぴぽぴぽぴんぽーん。
　来客の方も退屈なのか気が急いてきたのか、鳴らし方がせわしなくなってくる。
「あーもーわかったよッ！　出りゃいいんだろ出りゃ！」
　結局、先に音を上げたのは当耶だった。
　観念したのかやけくそ気味にそう叫ぶと、頭から被っていた掛け布団を腹立ち紛れに蹴り上げる。蹴られた掛け布団はふわふわと空中を情けなく漂って、ベッドの角に引っかかった。

■あれ以来特に散財が過ぎることもなく（+4オーガトゥースは売りました）、仕事が少々煮詰まり気味なせいで特に狩りに精を出すわけでもなく（ログインはけっこうしてますが）、色々な意味でほぼ動きのない日々が過ぎ行く今日この頃、いかがお過ごしですか。

■ベルゼの時計２挑戦記
HPが４ケタないマジシャンだと、エナジーコート状態でもクロックに２発殴られれば死ぬ時計塔ダンジョン２Ｆ。火マジ育成のメッカらしいですが、今まで僕はほとんど行ったことがありませんでした。Fenrirの兄は時計なんてソロでは近づきませんし（炎魔法ありませんから……）。
Fenrirの兄弟はだいぶ装備が充実していますが、Eir在住の僕たち兄弟はいかんせん貧乏でして（長男のクリアサ装備と共用のヒルクリを揃えたら資金が尽きました）。ラグでしょっちゅうクロックさんがFWを抜けてくる現在（Eirはラグが少ない方だと思いますが、それでもしょっちゅう止まったり落ちたり敵がワープしたりします）、しかもノンアクティブmobのFW狩りにまったく慣れていないためそりゃあもうしばらく死にまくりましたが、クロックに２回殴られても生きてられるように+4ハードシルクローブを作ってから30分くらいでようやくタイミングが掴めてたようです。ですがやはりアクティブ相手のほうがやりやすいらしく、クロックよりライトワードのほうが倒しやすいんですが……ですが、ライトワードは広い場所で遭遇できないとハエの世話になることも多いです（とっさにナナメFW張りできるほどにはスキルがありません）。ミミックは一撃がライトワード以上なうえに経験値がさみしすぎます。
どちらにしろ、早朝じゃないと混みすぎててダメですが。
早朝以外は赤芋台地やキルハイルの別荘や、そのあたりにいます。やはり、ラグがなんとかならないものですか……。

「だああっ、ンなトコでのほーんとしてる場合じゃねーじゃんか！」
　守るべき対象が己を囮にしていたという事実は、まあいい。常識的に考えるとまったくよくないが、守るべき対象をシヴァ自身が囮として使ったことは過去何度かある。特に怪我をさせたりしたわけではないが、当然その後シヴァは減俸処分をくらった。
「そうとも言いますね」
　なにやら大きめの紙を広げつつ平然とそう言い切った依頼人に、万が一のことがあってはならない。それは鉄則だ。同じコマンドのパートナーであれば怪我をさせようが少々いきすぎて再起不能に陥らせようが減俸で済むが、依頼人になにかあってはメリー・ウィールの信用にかかわる。そんなものがあるのかと問われるとシヴァには何も言えないし、そもそも仕事の相棒を再起不能にするのは減俸で済むような問題でもないのだが、とりあえずシヴァがこのままではまずいと危機感を覚えただけでも上出来だ。
　少なくともシヴァの目の前にいる少年は、根性はすわっているし度胸もかなりありそうではあったが、爆発に巻き込まれたときにケガひとつせずにすむほど頑丈にはとても見えなかった。

■ゲームでくらい裕福な暮らしを体験してみたいなぁ。

■イェンの日記
また気がついたらリーンが散財したらしい。倉庫に+7ダブルインベナムツーハンドソードが増えていた。いわゆる、毒特化武器だ。
毒属性の敵はどんな属性でも威力半減とかになったりはしないんだが、逆に有効属性つーのもないので、ある意味めんどくさい相手だ。そーゆー相手専用の特化武器というのは非力なオレみたいな騎士にはありがたいんだが、あくまでもサブ武器なのでじつはなくてもなんとかなるといえばなる。本当は先にマミーＣ挿し武器なんだろうけど、高いからな、アレは……。

で、1.5Mの散財結果は、炭坑や赤芋が格段に稼ぎやすい場所になった。ミストが雑魚扱いできる（スケワカのほうが倒すのに時間がかかる）。
ちなみに毒特化剣を持ってシーダと時計ペノ池に行ってみたら、予想以上に狩りやすかった。特化武器ってやっぱ偉大だ……。

■Fenrir真ん中の妹、ラファが無事アルケミストになりました。

補正なしでAGIが62、DEX36、STR25、他1というAGI戦闘型アルケミです。AGI両手剣騎士のイェンからAGI装備とウィローゴーグルを、氷雷ウィズのリーンから三減盾とヒルクリと火ダマスカスを、INT支援プリのエルシェイからソヒー靴を、スナッチローグの樹那から水ダマスカスと風ダマスカスとオーガトゥースを借りて育ったという装備だけはブルジョワ環境。実際はアルケミストという二次職であるにもかかわらず、エルダエギラ森で熊を殴っていると通りすがりのアコライトさん（しかもヒール168）に支援をもらってしまう程度の強さです。STR上げないとね……（というか短剣で熊殴るな？）。