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CLOCK ZERO~終焉の一秒~

本日発売になりました。

■CLOCK ZERO~終焉の一秒~(限定版通常版
オトメイトさんの新作です。シナリオのライティングを担当しました。

公式ブログの発売記念記事はこちらです。私も僭越ながらコメントを寄稿させていただきました。

当然、全部を担当したというわけではなく、どのキャラを攻略しようとしても必ず通るような部分とか、個別の一部とかをあちこちやっています。
プロットとにらめっこしつつ、セリフ数制限や容量制限と戦い続けた記憶がいちばん鮮明です。もちろん「どうしよう少ない……!」じゃありません。「ぎゃー、このままじゃプロットの内容消化できないー! おさまらないー!」です……。

大抵は途中で戦いを放棄して、制限突破してました。ディレクターさんがきっと調整に苦労されたことでしょう……一応反省してます。してますってば。でも、まさか内容中途半端なまま提出もできないじゃない……(と言い訳)。
60制限が120いったときには真剣に頭を抱えましたが。倍になってますがな。
まあ、よくある話なんですが。ほんとはよくない。

今年の半分くらいの間ずっと関わっていた子たちなので、思い入れはやはりひとしおです。
興味を持っていただけましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

個人的にはー、ウサギさんのセリフがけっこうー、書いてて楽しかったですよー(しかも癖になるよこれ)。
というか、キャラだけでなく全体的に相当癖があると思いますので、興味を持たれた方はあらかじめ事前調査をオススメします。

そして、毎度のことですが。
今回も主人公はバッチリ個性ありです。べつに私が主人公の性格を考えたわけじゃありませんが、みごとなまでに個性バリバリです。基本クールで落ち着いている(のに子どもっぽく気が強くて、常識に乗っ取って生きている)ので、間違っても無難な子ではありません。
ただ、ツンデレではない気が。恋愛的な意味では比較的ストレート。
というわけで、そういう子が主人公であることに抵抗を覚える方向きではありません。少なくとも、私が担当した部分は。
あと、無個性主人公が好きな方にもおすすめしません……。いつものことすぎた。

基本的に、私は欠点や短所の方面からキャラを立たせていくタイプの書き手です。
なので今回に限らず、「主人公に欠点なんて欲しくない」という方には本気で拷問に近いことになるかと思います。ダメな方は回避してくださいね! お願いしますね……!

ちなみに撫子は、今まで付き合ってきた主人公の中では比較的書きやすいほうでした。
いちばん苦労したのは、言うまでもなく明里……。
まあ、基本的に主人公(女の子)にはいつも苦労するんですが。
ちなみに男の子主人公は大抵、あんまり苦労しません。

というか、結局はここに落ち着くんですよね。
恋愛ものってむずかしい。
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