畦道と乙女
■月曜
れおくんとひたすらヘタレ攻めダメ攻めワガママ受けやる気ない受けあたりの萌え畦道畑について語る会。そのお題で9時間語れる自分たちがすごいと思います。「いかに自分たちの萌え傾向が乙女じゃないか」も再確認してきました。だから王道に乗れないということも(王道乗っても傾向が違うんだよ……)。
というかれおくんと話していて気がついたのは、私の「有能で他人なんかどうでもいいはずなのにコレと決めた相手にだけはとことんダメで情けない攻め大好き」の原点が某ガラスの仮面の某速水氏だったということでしょうか。しかもその好きになりかたが「主人公にだけ優しいなんて素敵!」ではなく「あんなに偉そうで頭いいのになんでここまでバカでアホでダメなとこまで堕ちるんだ、ぶはははは」というあたりが。というか、マヤに自己投影なんかできないと思いませんか。あの人変すぎます。
そしておそらく生まれて初めて書いた二次創作も、「女タラシで偉そうで自信過剰でたぶん他人にそんな興味なんかない伯爵様がなに考えてんのかわかんない性格悪い人にハマってどんどんダメで情けなくなってく話」だったことに気がつきました。ダメだ自分。どこまで自分に正直なんだ。
そしてれおくんと話していて出た結論の一部。
・アレーンはやる気ない受け
・リーンはやる気ない〜トラップ受け。がんばれば自覚派誘い受け
・央璃はもしかしたら私のキャラ中唯一かもしれない超天然純真姫受け
・夢月はどう転んでも攻め
・受け傾向系統図(左に行くほど積極性なし、右にいくほど積極性あり)
[王道系]
姫受−無自覚願望型誘い受−女王様受
[畦道系]
やる気ない受−トラップ受−自覚派誘い受−襲い受
■火曜
ふくさんと飲みつつ夏のRO本のネタ話とか。ここでも話題は「へたれ攻めダメ攻め萌え」についてと、今度は「乙女について」。いやあ、ふくさんというのはとにかく乙女にモテる人なんですよ。おめでとう(笑)。
鬼畜攻め、大好きです。でも、ただ鬼畜なだけな攻めはどうでもよろしいです。傲岸不遜で自分本位で自分勝手な鬼畜攻めが、「受けに捨てられるかもしれない(←実際はそんなことありえなくても)」と思ってしまったが最後、すばらしい勢いでダメで情けなくなっていく過程が大好きなのです。まあ、つまり「ダメな攻め」ですね。
私はヘタレ攻めも大好物ですが、ヘタレ攻めとダメ攻めの最大の違いはプライドです。いや、ヘタレ攻めにもプライドはあると思いますが、ヘタレ攻めは自分のプライドにあまりこだわりません。いざとなれば平気で捨てられるくらいの潔さがあります(でも他のところにはそんな潔さがないのがヘタレ攻めのおいしいところ)。でも、鬼畜が堕ちたようなダメで情けない攻めにはそれができません。いつまでもプライドにしがみつこうとします。その葛藤がすばらしく萌え。
そして乙女が受けにしたがるようなキャラ(いわゆる王道姫受けとか王道型誘い受けとか)は、どうしても攻めにしたくなることに気がつきました。
■水曜日
中学高校時代の悪友どもと飲んできました。下北沢の店を巡るはずが、一軒で終わったのは秘密だ。
ここでは比較的マトモな話をしていたのですが(だってここの友人どもはカタギですから)、電車男の話から純愛の話になり、なぜか乙女に話題が行き着きました(笑)。すごいや、3日連続乙女話してるよ、自分。
「なんでコレがウケるのかわからん」というカタギの友人に、「乙女は小説やマンガの主人公に自己投影して読むことが多い」という説明をしたら、すごい衝撃を受けていました。いい悪いじゃありません、完全に考え方やスタンスの違いといった問題です。
オトメゲーもそういう楽しみ方をするユーザーのほうが多いんじゃないでしょうか。考え方等に共感することはあっても(でもそれって主人公だけに限らない)自己投影して楽しむことはしない身からすると、そこってじつはとてもわかりにくい部分です。職業柄そんなこと言ってる場合じゃないんですが(まったくだ)、わからんものはわからんのです。
でもそう考えると、苺や千歳が「あんな主人公になんかなりきれない」と言われるのはよくわかります。私、基本的に人間の欠点書く方が好きなんです。美点は勝手に探していただきたいんです。主張するなら欠点の方。そのほうがキャラが立つ。でも、そうなんです。「主人公=自分」で考えた場合、乙女ゲーの主人公はキャラが立っちゃいけないんです。そりゃ受け入れられないでしょう。
……そして、つまりそういう考え方そのものが王道に乗れない原因だということにも気がつきました……。
れおくんとひたすらヘタレ攻めダメ攻めワガママ受けやる気ない受けあたりの萌え畦道畑について語る会。そのお題で9時間語れる自分たちがすごいと思います。「いかに自分たちの萌え傾向が乙女じゃないか」も再確認してきました。だから王道に乗れないということも(王道乗っても傾向が違うんだよ……)。
というかれおくんと話していて気がついたのは、私の「有能で他人なんかどうでもいいはずなのにコレと決めた相手にだけはとことんダメで情けない攻め大好き」の原点が某ガラスの仮面の某速水氏だったということでしょうか。しかもその好きになりかたが「主人公にだけ優しいなんて素敵!」ではなく「あんなに偉そうで頭いいのになんでここまでバカでアホでダメなとこまで堕ちるんだ、ぶはははは」というあたりが。というか、マヤに自己投影なんかできないと思いませんか。あの人変すぎます。
そしておそらく生まれて初めて書いた二次創作も、「女タラシで偉そうで自信過剰でたぶん他人にそんな興味なんかない伯爵様がなに考えてんのかわかんない性格悪い人にハマってどんどんダメで情けなくなってく話」だったことに気がつきました。ダメだ自分。どこまで自分に正直なんだ。
そしてれおくんと話していて出た結論の一部。
・アレーンはやる気ない受け
・リーンはやる気ない〜トラップ受け。がんばれば自覚派誘い受け
・央璃はもしかしたら私のキャラ中唯一かもしれない超天然純真姫受け
・夢月はどう転んでも攻め
・受け傾向系統図(左に行くほど積極性なし、右にいくほど積極性あり)
[王道系]
姫受−無自覚願望型誘い受−女王様受
[畦道系]
やる気ない受−トラップ受−自覚派誘い受−襲い受
■火曜
ふくさんと飲みつつ夏のRO本のネタ話とか。ここでも話題は「へたれ攻めダメ攻め萌え」についてと、今度は「乙女について」。いやあ、ふくさんというのはとにかく乙女にモテる人なんですよ。おめでとう(笑)。
鬼畜攻め、大好きです。でも、ただ鬼畜なだけな攻めはどうでもよろしいです。傲岸不遜で自分本位で自分勝手な鬼畜攻めが、「受けに捨てられるかもしれない(←実際はそんなことありえなくても)」と思ってしまったが最後、すばらしい勢いでダメで情けなくなっていく過程が大好きなのです。まあ、つまり「ダメな攻め」ですね。
私はヘタレ攻めも大好物ですが、ヘタレ攻めとダメ攻めの最大の違いはプライドです。いや、ヘタレ攻めにもプライドはあると思いますが、ヘタレ攻めは自分のプライドにあまりこだわりません。いざとなれば平気で捨てられるくらいの潔さがあります(でも他のところにはそんな潔さがないのがヘタレ攻めのおいしいところ)。でも、鬼畜が堕ちたようなダメで情けない攻めにはそれができません。いつまでもプライドにしがみつこうとします。その葛藤がすばらしく萌え。
そして乙女が受けにしたがるようなキャラ(いわゆる王道姫受けとか王道型誘い受けとか)は、どうしても攻めにしたくなることに気がつきました。
■水曜日
中学高校時代の悪友どもと飲んできました。下北沢の店を巡るはずが、一軒で終わったのは秘密だ。
ここでは比較的マトモな話をしていたのですが(だってここの友人どもはカタギですから)、電車男の話から純愛の話になり、なぜか乙女に話題が行き着きました(笑)。すごいや、3日連続乙女話してるよ、自分。
「なんでコレがウケるのかわからん」というカタギの友人に、「乙女は小説やマンガの主人公に自己投影して読むことが多い」という説明をしたら、すごい衝撃を受けていました。いい悪いじゃありません、完全に考え方やスタンスの違いといった問題です。
オトメゲーもそういう楽しみ方をするユーザーのほうが多いんじゃないでしょうか。考え方等に共感することはあっても(でもそれって主人公だけに限らない)自己投影して楽しむことはしない身からすると、そこってじつはとてもわかりにくい部分です。職業柄そんなこと言ってる場合じゃないんですが(まったくだ)、わからんものはわからんのです。
でもそう考えると、苺や千歳が「あんな主人公になんかなりきれない」と言われるのはよくわかります。私、基本的に人間の欠点書く方が好きなんです。美点は勝手に探していただきたいんです。主張するなら欠点の方。そのほうがキャラが立つ。でも、そうなんです。「主人公=自分」で考えた場合、乙女ゲーの主人公はキャラが立っちゃいけないんです。そりゃ受け入れられないでしょう。
……そして、つまりそういう考え方そのものが王道に乗れない原因だということにも気がつきました……。
日々徒然 | comments (4) | -
Comments
そしてふと思い出しました。
「有能で他人なんかどうでもいいはずなのにコレと決めた相手にだけはとことんダメで情けない攻め大好き」って、某瓦礫に埋まったまま10ウン年の彼も当てはまるんじゃ……?
(しかし果たして彼は攻めなんだろうか)
「ここがこうだからこうなって萌えなんだよ!」という、りきせつをきくのがすきです。
ふむふむなるほどーってなります。
おもしろいです。
…ぼくがざっしょくだからなのでしょーか。
ちなみにぼくは おとめげーをやっても
RPGでゆうしゃさまになるとしても
ぷれいやーきゃら=じぶん にならないしゅるいのひとです (・x・)ノ
赤い人は攻めだと思うけど、某埋まってる人はあれ受けだと思います。性格悪い受け。萌え(ぉぃ)。
>あかいわんこさん
私も他の人の萌え語りは大好きです(笑)。
というわけでやってください(ぉぃ)。
>あーちゃん
いっぱいいるよー(笑)。
感情移入と自己投影もまた違うのでそのへんは複雑なのだが。
カタギ枠に入れてくれてありがるん。
「乙女の自己投影読み」にはマジ衝撃を受けました。
いやあ、昔から自己投影して読みたくて頑張るんだけどさ、そーゆー才能持ち合わせてないもんで。
本当にできる人がいるんだねえ。尊敬!