Column … Games for Ladies -2-


某サイトの某コーナー用に書いたコラム+そこでは書けなかった本音


 


■第2回■やりがいのあるゲームもやってみよ

◆難易度が壁?


世の中「男性向け」ゲームと違って「女性向け」ゲームというのは少ないので、当然ながら女性ゲーマーは全ユーザー向け、もしくは男性向けのゲームをプレイすることになる。別に女性ゲーマーがいかにも「女性向け」なゲームばかりを求めているわけではないので別にいいのだが、やはりあまりに数が少ないと「ずるい」と言いたくもなるものだ。
とはいえ、いくら「ずるい」と叫んではみてもそうそう急に増えるわけではない。9月に開催された東京ゲームショウではこの先期待できそうなソフトもあったが、今までに出たソフトの中から「これなんてどう?」というものを挙げていこう。

実際女性でも楽しめるソフトは多いが、今回は特に難易度が壁となってクリアできなくなりがちなソフトにスポットを当ててみた。どうやらまだ女性のゲームユーザーには「ゲーマー」と言ってしまえるほどのヘビーユーザーは少ないらしく、「難しそうだから……」とか「私にはとてもクリアできそうもないから」という話をよく聞く。自分の手に負えなければ雑誌の攻略や攻略本を見ればOK、助けとなるものが出ていなければ誰かに聞けばOK、誰もわからなければここでサポートしますからということで、気になるけど難しそうなゲームにもどんどん手を出してみよう。せっかくハードがあるんだから、飾っておくだけではもったいない。

なお、今回紹介するゲームは2本。ひとつは一般向けというかどちらかというと男性向けに分類されがちな『ラングリッサー』シリーズ(メサイア)、もうひとつは完璧に女性向けなソフト『アルバレアの乙女』(NEC-HE)である。

この原稿を書いていちばん笑えたのは、直後に「じつはアルバレアのPS版、メサイアさんから出してもらえる可能性が高いんですよ〜」というメールをメーカーの方からもらったことでしょう(笑)。

「ぐ、偶然ですよね?」
「あたりまえぢゃないですか、私がそんなこと知ってるわけないでしょ〜(汗)」
世の中、なにが起こるかわからないものです(笑)。

ま、もう移植情報も公開されたみたいだし、バラしてみました。しかし、サブタイトルがすごいですな。「麗しの聖騎士様」? なに考えてんだ、メサイア(汗)。


◆ラングリッサーシリーズ


MD、PCE、SFC、SS、PS、FXと、様々なハードで発売されている『ラングリッサー』シリーズ。露出度の高い女の子キャラや、『ラングリッサー3』から導入されているヒロインセレクトなどで男性ユーザーへのアピール度は高いが、じつは結構女性ゲーマーへのおすすめ度も高いゲームだ。女性キャラの影に隠れてしまっているが、味方にも敵にもかなり魅力的な男性キャラが揃っている。しかも少年からオヤジまで、年齢層も幅広い(当然顔のレベルも幅広い)。うるし原氏の絵が苦手な人でなければ、ひとりはお気に入りキャラが見つかることだろう。個人的には『ラングリッサー3』のルインと『ラングリッサー4』のマクレーン、あとMD版『ラングリッサー2』のレアードが好きだ。
登場する女性キャラも魅力的なので、妹みたいに可愛いキャラや、つい憧れてしまうようなお姉様キャラにも事欠かない。ちなみに筆者は、『ラングリッサー3』に登場するファーナ将軍と『ラングリッサー4』のシェルファニール姫がお気に入りだったりする。まったく違うタイプじゃないか、というツッコミは入れないでおいてほしい。

さてキャラクターの顔の話ばかりしていても仕方ないので、ラングリッサーシリーズそのものについての話をしよう。

『ラングリッサー』というゲームは、バルディア王国の王子レディンが奪われた城と聖剣ラングリッサーを取り戻し、封印されていた混沌の神カオスと、それを復活させようとする闇の王子ボーゼルを倒す『ラングリッサー』、放浪の若者エルウィンが光の巫女リアナと出会い、聖剣ラングリッサーと魔剣アルハザードをめぐっての大陸を揺るがす事件へと巻き込まれていくことになる『ラングリッサー2(デア・ラングリッサー)』、ラングリッサー誕生の物語でもある『ラングリッサー3』、ラング2の時代から200年後の世界を描いた『ラングリッサー4』の4本が現在発売されている。ゲームのシステムは、キャラクターを成長させていくタイプのシミュレーションRPGだ。ラング1とラング2はターン制、ラング3はリアルタイム制、ラング4はスピードによるセミリアルタイム制となっている。
8月に旧世代機で発売されていたラングリッサー1と2(デア・ラングリッサー)を一枚のCD-ROMに収めた『ラングリッサー1&2』(PS)が発売されたので、はじめから全部プレイしてみたい人は、これからやってみるといいだろう。
ただ問題は、どうにも難易度が高い、ということだ。

ラングリッサーシリーズの難易度というのは、これがまたシリーズが進むごとに高くなっている。初代からプレイしているユーザーでも、つい「もしかしてシナリオセレクトすることを前提に作ってるんじゃないだろうな」と思ってしまいたくなるくらいだ。もっとも、ちゃんとバランスよくすべてのキャラクターを育てていけばクリアできるバランスにはなっているのだが、そう理想通りにキャラが育ってくれないところがシミュレーションRPGの恐いところ。ついつい、強いキャラもしくはお気に入りのキャラに経験値は偏ってしまうのだけは、きっと避けられないのだろう。

それを解消するのがシナリオセレクトなのだろうが、結局ルーンストーン(キャラクターのパラメータはそのまま、成長のさせなおしができるアイテム)をすべてお気に入りキャラにつぎ込んでしまって、「コイツひとりでもクリアできるんじゃないだろうか」というバランス崩しをしてしまうことも多い。

ならいっそはじめから好きなキャラにしか経験値を与えないでプレイしてしまえ、と思うとこれまた難しい。何周もして鍛え上がったキャラであればなんてことはないのだが、そこまでたどり着けないわけだ。一回、「好きな(男性)キャラだけにしか経験値を与えないではじめから終わりまでプレイするロード(NPCは除く)」を成功させてみたいものである。

ちなみに現在では、上記にプラスして『ラングリッサー1&2 ドラマティックエディション』(だったっけ?)が発売されている。これが、サターン版。オマケにドラマCDがついているのと、2部分に新規ルートが追加されている(光輝の末裔編と覇道編にそれぞれひとつずつ)。

ちなみに私がコレを買ったのは(そうです、買ってるんです)、レアードの顔がMD版にかなり戻っていたからなのでした(爆)。上ではさほど言及していませんが、とにかくMD版以外のラング2でのわたしの不満は、レアードの顔がまったく変わってしまっていたことなんです。お見せできないのがくやしいですが、とにかく上品でかわいい顔だったのよ〜〜、もう、いかにも女装が似合いそうな(爆)。メインキャラではないのでおそらくうるし原氏がキャラデザなさってなかったんでしょうねえ。移植されるたびにコロコロ顔が変わっていたのですが、ドラマティックエディションになってやっと少し元に戻ってくれました。嬉しいよう(爆)。

そうそう、ラングリッサーも6月にはラングリッサー5が出るそうです。4のエンディングから続く完璧な続編ですが、主人公キャラは変わります。今度の主人公は、なんと人造人間ですよ〜〜(素体って言うらしい)。生まれたばかりらしく、まだ能力もなにもかも未知数だそうです。名前はシグマ、CVは緑川さん。んで、顔がまた今までの攻めキャラ系主人公と違って、無表情系でいいんです〜〜っっ(爆)。ついヒイロ(ガンダムW)を想像した、というのはもしかして言ってはいけないことでしょうか(でも、私はこういうキャラにものすごく弱いのだ(自爆)。とりあえず、顔は絶対受けだと思う(核爆)(ファミ通の3月27日号に載ってます)。素体を捕らえにきたレインフォルスという美形との関係が気になります(おい)。

さて、もう発売されているラングにまつわるカップリング煩悩余話は、次で(笑)。


◆ラング3のヒーローセレクト?


ゲーム内の時間の流れから見れば最初の話になる『ラングリッサー3』では、ヒロインに告白するかわりに他の男性キャラに告白できる「ヒーロー(?)セレクト」という謎なシステムが採用されていたりする(あくまでもオマケだが)。じつはここを書いている当人はそのヒーローセレクトを成功させたことがないので(ワセリンを取り忘れた)、もしヒロインに告白せずに男性キャラに告白してしまった場合、シナリオ展開がどうなるのかは知らないのだが。おそらく真のエンディングにはたどり着けないのだろうが、もしいけたとしたらどうなったのだろう。想像すると、面白いような恐いような複雑な気分になれる。

さすがあの『超・兄貴』をリリースしたメサイアというかなんというか、たしかにラング2以降は必ずどこかに兄貴面があったが、まさかここまでやってくれるとは思わなかった。これを知ったのは結構最近のことなので、当然そのためにやり直そうと思ったのだが、じつはソフトが貸し出し中で手元にないのが悔しかったりする。


■ ラングリッサーシリーズ・シナリオセレクト一覧 ■

◆ラングリッサー1&2(PS):ロード画面で →・↓・↑・←・R1・□・START・SELECT・△・○(途中データは不可)

◆ラングリッサー3(SS):ロード画面で(途中データは不可) →・X・←・Y・A

◆ラングリッサー4(SS):ロード画面で(途中データは不可) L・Y・→・R・R・A

たとえ冗談だろうが兄貴だろうが、こういうイベントがあったこと自体が嬉しいというかなんというか。時間の余裕がなくてまだチャレンジできてないんですが、いつか絶対に見てやる〜(めざすはディハルト×ルイン(爆)。にしても、上じゃ〜猫かぶってますね(まあ、堂々と「私はディハルト×ルインが好き。ルインを恋人にしたまま真のエンディングに行きたかった」なんて言えないっすよ。だってコレ、メーカーの人が見るんだよ(爆)。

そんな私の萌え萌えカップリングは、1はレディン×ランス、2はエルウィン×ヘインとレオン×レアード、3はディハルト×ルインとアルテミュラー×エマーリンク、4はランディウス×マクレーン。よく考えたら、全作カップリングが成立するっていうのが凄いですね、こりゃ。ちなみにレオン×レアードは基本中の基本です。レアードは先に死ぬと、レオンが「私を置いていくな」とか言うんですよ(笑)。

で、じつはルインはラングの主人公たちの先祖にあたるんですが(レオンの先祖がディハルト)、ルインというのはどう見ても受けキャラなんです。それなのに、なんで子孫どもは全員攻めキャラなんだろう(笑)。


◆アルバレアの乙女


アンジェリークにつぐ、正々堂々と「女性向けソフト」と言えるゲーム、それが『アルバレアの乙女』である。PC-FX版のアンジェリークSpecialのアンケートハガキを送ったことのあるユーザーには、チラシが送られてきたこともあるだろう。主人公のアシャンティ=リィスが、ファナとミュイールというふたりのライバルと競い合いながらアルバレア王国の守護を担う「聖乙女」を目指すという、恋愛育成シミュレーションである。聖乙女候補生たちの指導に当たるのは5人の聖騎士たちで、彼ら5人とその他2人との恋愛エンディングが用意されている。なお候補生3人それぞれの聖乙女エンディングのほかに、誰も聖乙女にならず、女同士の友情を貫くエンディングもある。

育成シミュレーションと名のつく通り、平日は週ごとに1日ずつの学習スケジュールを組み、体力、魔力、法力、一般、作法の5つのパラメータを上げていくことになる。土曜日は聖騎士による特別授業があり、月末には試験も行われる。なお日曜、祭日は時間制のアドベンチャーモードで、外出して王宮内や街の中を歩いてまわったり、聖騎士とデートしたり、自習したりと好きなことができるようになっているのだ。システム的には、ときめきメモリアルとウィザーズハーモニーとアンジェリークを足して3で割ったもの、と考えるとややこしくなくていいだろう。

え、よけいにわからなくなった? それなら、こう言い換えてみよう。スケジュールのたて方は主にウィザーズハーモニー、愛情度という恋愛にいちばん関わってくるところの処理はときめきメモリアル、「聖乙女」という女の子にとっての憧れの的である地位を目指すという背景はアンジェリークを、それぞれ彷彿とさせる。だが別にそれがそのままというわけではないし、別々のゲームのいいところを違和感なく合体させたと思えばいい。また育成だけでは単調になりがちなところだが、毎月1回タクティカルバトル形式の戦闘が組み込まれているので、途中であまりダレることもなくなっている。少なくとも、アンジェリークの二番煎じなだけのゲームではない(たしかに、ぱっと見の印象は似通っているのだが)。

なんかもう言い尽くした気がするのに、じつはらーよの部屋では取り上げてないゲームだったりします。なんでって? まだ、全員クリアしてないんですよ(爆)。エンディングを見たのは、聖乙女ED、レオン、ロテール、レンだけです。

最初にこのゲームを見たのは、そうですね〜、ちょうど1年くらい前のことです。当時私は今はなき(汗)PCエンジンとFXの専門誌の仕事(それも読者コーナー)をしていたんですが、ある日編集部に行ったら編集(というか、後輩)が寄ってきてこう言いました。

「三戸さん(私の名前)、新作紹介もやりませんー?」
「いいけど、どんなの?」
「シミュレーションRPGと、女性向けの育成シミュレーション」
「……資料見せて」

ちなみにその時のソフトが、『スパークリングフェザー』と『アルバレアの乙女』。スパークリングフェザーはβ版、アルバレアの乙女はα版をプレイしました。ちなみにスパークリングフェザーは、男ともデートできるどっちかというとギャルゲーでした(笑)(けっこう腐女子心は刺激されたんだけど、やっぱり女の子中心のゲームだったから残念だったなあ……)。

でも、このアルバレアのα版はものすごかったですよ、ハイ。声は全部入ってたんだけど、もうバグるバグる。一枚絵イベント(ポエムモード(笑))に入っちゃうと、画面ははちゃめちゃになるわ声は聞こえなくなるわ、もうとんでもないとゆーか。イベント起こさないように進めないと先に行けないので、なんか妙な苦労をしてしまいました。でも、11月から先のデータがなかったらしくて、途中までしかできなかったけど。
ちなみに戦闘はもっとすごくて、最初っから魔法は全部覚えてるんだけど、味方が最初っからやられてるんだな(笑)。んで、その聖騎士に対応した魔法を使わないと全滅させても怒られる、というなかなかすごいシステムになってました(さすがα版……)。だから、あの時の記事って、後から見ればだいぶウソ書いてたんじゃないかなあ(汗)(メーカー資料とα版ROMで書けばそーなるよ、しくしく……)。

というわけで、「キャンセルモードなんてないじゃない!」と言ってた人、別にウソついたわけじゃないんだよ〜ん(汗)(資料にはそう書いてあったんだもん(汗)。ちなみにファナだけ夏服の画像を載せたのは、たんに私の趣味です(爆)(夏服のほうがかわいいじゃん)。

ちなみにロテールマザコン説も、メーカー資料に書いてあったんですね〜(間違いじゃないのよ、ホントにマザコンだし。「ロテールがマザコンってのはウソじゃ?」という意見は、見せてもらったアルバレアの同人誌のオマケペーパーに書いてあった)。……って、多分あの記事見た人、こんなとこ見てないだろ〜な(汗)。


◆恋に走りたいのになぜこうなる?


元々このソフトははじめから女性ユーザーをターゲットとしたものだし、しかもPC-FXのソフトとして発売されたので、決して知名度が高いとは言いがたい。その上、じつはこのゲーム、かなり難易度が高いのだ。ある意味、ここが女性向けゲームの先駆者であるアンジェリークともっとも大きく違うところだ。おそらく何の予備知識も仕入れず普通にプレイした場合、ライバルが聖乙女になる面白くもなんともないエンディングにたどり着いてしまうだろう。

一応の目的である聖乙女になるのは、さほど難しいことではない。毎週すべての科目をバランスよく学習して、土曜日の特別授業も誰か1人に偏ってしまわないようにバランスよく指導してもらって、日曜日は自習するかHPを回復するために朝から「休息」して、実戦訓練ではちゃんとノルマをこなして、と続けていればいい。聖騎士との恋愛に見向きもしなければ、聖乙女になるのは簡単なのだ。難しく感じるのは、どうしても聖騎士との恋愛を思い切れない自分の心のせいだろう(気持ちはわかる)。
なお実戦訓練でノルマを達成するのが難しいという声も聞くが、これは敵のHPを自分で覚えてしまうしかない。この敵のHPが見れないというのは、なんとかしてほしかった部分ではある。

さて本当に難しいのは、おそらくユーザーが狙っているはずの聖騎士との恋愛エンディングだ。告白されるためにはただデートしていればいいというわけでなく、愛情度、季節、天気、場所などが細かく決められたフラグを順番にたてていかなければならない。このフラグというのがまた、1回や2回プレイしただけで偶然見つけられるようなものではなかったりする。
フラグがたてられなければ、イベントは発生しない。当然の結果として、お目当ての聖騎士との愛情度は限りなく高くなっているのにイベントが起こらず、成績もライバルをすべて上回ることはできずにライバル聖乙女エンディング突入、となってしまうわけだ。

それならそのフラグのたて方を、といきたいところなのだが、残念ながら「公開してはダメ」と先手をうたれてしまった。10月中にはアスペクトから攻略本が発売されるそうなので、それを待つしかないのだろうか。攻略本が出た後でもいいから、ここでも公開させてほしいものだ。
とりあえず怒られない程度のヒントを出すと、いちばんイベントを起こしやすいのは嵐雷の聖騎士ジャンである。とりあえず毎週デートしていれば、そのうち必ずイベントが起こるはずだ。

なおエンディングに行くために必須なイベント以外にも、一枚絵が見られるイベントはある。エンディングも含めてだが全部で43枚の一枚絵があるとのことなので、ぜひ全部見てみたいものだ(という筆者も、まだ全部は見れていない)。

■ 聖騎士の紹介 ■

☆赤炎の聖騎士 レオン=デュランダール

剣技の教官で、炎の魔法を得意とする。素直だが融通のきかない部分もある、一本気な青年だ。純粋に努力して聖騎士の座についた聖騎士たちのリーダー的存在(にはあまり見えないところはご愛敬)。
CV・結城比呂

☆蒼流の聖騎士 カイン=ゴートランド

魔術の教官で、水の魔法を得意とする。無口で、特定の人以外には無関心、無干渉。見た目通りのクールな人物なので、愛情度が低いときの会話はなかなか寒い。愛情度が上がってくると、なかなか可愛いのだが。
CV・鈴木琢磨

☆嵐雷の聖騎士 ジャン・アンリ=ダッソー

法術の教官で、風の魔法を得意とする。最年少の聖騎士で、なんと14歳。騎士団に入った年齢自体が8歳なのだから驚きである。平民出身で、明るく人なつこい、寂しがりやの少年。弟みたいなものだろうか。
CV・岩永哲哉

☆深緑の聖騎士 マハト=アル・シェイバニ

一般の教官で、地の魔法を得意とする。穏やかで物知りな、人当たりのよい青年。7有力部族の族長の三男である。一人称が「わたくし」なのとたまに「あら」と口走るところはなんとかしてほしかった。
CV・渋谷茂

☆燐光の聖騎士 ロテール・アルヌルーフ=リング・テムコ・ヴォルト

作法の教官で、光の魔法を得意とする。人当たりがよく女性の扱いにも長けた遊び人だが、決して本心は見せない。有力貴族ヴォルト伯爵家の当主でもある。で、じつはマザコンだったりする。
CV・森川智之

☆レン(漆黒の聖騎士 レン=ムワヴィア)

謎の黒ずくめの騎士。秘畢の丘というところで会えるのだが、どうやってそこに行くかは秘密(にしてくれと言われてしまった)。入口のヒントは、王宮のどこかだ。探し出すのは難しいが見つけてさえしまえば通い詰めているだけでOKなので、エンディングに行くのはいちばん簡単なキャラである。彼の正体はエンディングで。
CV・桧山修之

よくまあ、ここまで猫をかぶった原稿を書けたもんだ、と我ながら感心してしまいます。ちなみに10月に発売されるはずだった攻略本は、いまだに発売されとりませんね。どうなってるんだか(汗)。

でも、さっさと攻略本出してれば、「どうにもイベントが起こらない、つまんない……」と言って離れていったユーザーを引き留められたんじゃないかと思うんですが、どんなもんなんでしょうか。「攻略本が出るまではダメ」って規制するくらいなら、さっさと出版してもらうようにするのがメーカーの仕事じゃないの、N○Cさん??

多分、攻略本はPS版が発売されるまで出ないでしょうねえ(汗)(でも、FX版で作った攻略本をその時発売して、役にたつのかしら〜(汗)。

ちなみに上では「秘密」ですませてしまった(というか、「秘密にしておいてくれ」と言われたというのが正確なところなんだけど)秘畢の丘への入口は、宮廷広場です。で、正体はカッコ表記で上に追加しておきましたが、アルバレアを影から支える漆黒の聖騎士(別名・必殺仕事人)だそうで。ちなみにゲーム中では「レン=ムワヴィワ」と名乗られますが、誤植だそうです(爆)。


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