ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 |
メディア■SFC |
『ファイアーエムブレム 〜聖戦の系譜〜』をやってみて、いちばんに強烈に感じたことは……「うーん、育成ゲームだぁ」(笑)。しかも、プリメに代表される育成ゲームじゃなくて、どっちかというと…いちばん的確な表現は、やっぱり「競走馬育成シミュレーション」……かな。 システムの変更やストーリー展開などいろいろ思うところもなくはないんですが(個人的には嫌いじゃないです、こういうダークな展開)、でもやっぱりコレにつきます、ハイ。しまいには、弟と「やっぱ、アイラにはレックスをつけなきゃぁ。だって、エリートはおいしいよぉ?」とか、「うーん、一般市民のノイッシュとかじゃ、会話すら発生しない……やっぱり、良血じゃなきゃダメなのかぁ」なんて会話をかわす始末。聞いているだけじゃ、馬の話をしているんだかFEのカップルの話をしているんだかわかんないぞ、おい(笑)。 |
カップルといえば、一回目はなりゆきにまかせてたらけっこうヒドイ目にあいました。ティルテュとレックスを恋人同士にしたんですよ、今一つクロードが好みじゃなかったので(汗)。ある意味クロードとティルテュをくっつけなかったのは正解なんですけど、だからと言ってレックスも決してお薦めとは言えません…。とにかく、魔力が上がらないんですよ。子供は二人とも魔道士なのに(汗)。特にアーサーがすごくて、マージナイトにクラスチェンジした時点ですでに力20、防御力20というすさまじいステータスの反面、魔力は15もない……という悲しさ。マージナイトなって剣を使えるようになったから救われたものの、マージの時代はそりゃぁ悲しいモノでした。エリート、怒り、待ち伏せとスキルに恵まれていたからこそ、アーサー君はかろうじてこの冬の時代を乗り切れたんだと思います(汗)。 反面、母はエーディン、父はアゼルだったレスター。あのね、キミにはいっくら魔力があってもしょーがないのよ、魔法剣なんて使えないんだからね。なのに、なんでボウナイトのレベル30にもなろうというのに力(15)より魔力(16)のがあるのよぉぉ(爆涙)。その割には魔法防御も防御も上がらず、なかなか育てるのに苦労させてくださいました。ひたすら高かった幸運がなかったら、きっと早々にお城番になっていたでしょう(幸運が高い分、彼は回避に恵まれていた)。 そのかわり、「ぜぇったいにシルヴィアとはくっつけるもんか!」と心に誓った結果できたレヴィンとフュリーのカップルは、なかなかよいお子様達を残してくれました。弟はレヴィンとシルヴィアのカップルにしていたんですが、9章でコープルのアイテム欄を見た途端に卒倒していましたねぇ。そのまま義父のハンニバルを闘技場に放り込んで、ライブをかけつづけてクラスチェンジさせてましたけど(汗)。 |
そのかわり、「ぜぇったいにシルヴィアとはくっつけるもんか!」と心に誓った結果できたレヴィンとフュリーのカップルは、なかなかよいお子様達を残してくれました。弟はレヴィンとシルヴィアのカップルにしていたんですが、9章でコープルのアイテム欄を見た途端に卒倒していましたねぇ。そのまま義父のハンニバルを闘技場に放り込んで、ライブをかけつづけてクラスチェンジさせてましたけど(汗)。 で、この恋人制度、「子供がこうだからああやって、こうやって、このふたりをくっつけちゃうと子供が役立たずになるから……」と考えるのは楽しいんですが、あまりにも突拍子もないカップルにすると子供が役に立たないどころか、会話すら出てこない場合があるというのが悲しかったです。私の場合、アイラとノイッシュをカップルにしてみたんです、一回目。当然ですが、最後まで会話なんて起こりませんでした(悲しい…)。このふたりの子供は流星剣&必殺&突撃という恐ろしいスキルを持つ「あのぉ、何回攻撃すれば気がすむんですかぁぁ……?」な双子で、すさまじい強さを誇るお気に入りだったのに。しくしく。 また、母親だけで子供の兵種が決まってしまうのは残念でした。容量の関係で仕方がないと言われてしまえばそれまでですが、なにしろこれだと結局、「この人にはこの人をくっつけてやらないといけない」状態になってしまうじゃないですか。子供のステータスを考えなければ誰と誰をカップルにしたっていいんでしょうけど……。やっぱり、「子供に対応した両親を作らないと、あとで困る」し。そうやってわざとむちゃくちゃなカップル作って、難易度をあげるってテもありますけどね。でも、そんなことしなくても、難易度はそこそこあるんじゃないでしょーか、このゲーム……。 |
で、唐突にらーよのおすすめカップリングコーナー(親世代)(笑)。デフォルトのカップルも入ってますのでご了承下さいまし。
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さて、聖戦の系譜でいちばんのお気に入りキャラは、レヴィンです。なにがいいって、強い、職業が好き、顔がいい(笑)。特に子供世代、ユニットとして活躍こそはしてくれないけど、まぁいい男に育ちましたなぁ(顔はね(笑)。ちょっと説教臭いキャラになってしまうのは残念ですが、これはまあしょうがないでしょう。でもいいの、美形だから(笑)(結局ここに落ちつくらしい)。 それはおいとくとしてこのゲーム、美形がいっぱい出てくるのでとっても嬉しかったりします。ついつい気に入ったキャラばっかり育ててしまって、経験値がまわらずに最後まで本拠地で守備してました、なキャラも出てきてしまいますが。ゴメンねアーダン&ハンニバル、悪気はないのよ。 エルトシャンやアレスもいい顔してるよねぇ……って、このふたりはおんなじ顔(汗)。ちなみに、お約束のようにシャナンもお気に入りです。やっぱり、強い美形がいいですぅ(笑)。 ちなみにアーサーを死なせると、前作のナバールのような最後の一言を言ってくれます(笑)。いや、でもじつは、子供たちのなかでは一番好きなんですよ、アーサー(汗)。 女性キャラでは、ブリギッドとアルテナ、アイラが好きです。なんでって、強いから(笑)。敵で、しかもさんざっぱら苦戦する相手ではあるんですが、そういった意味ではイシュタルも好きです。顔もカワイイしね〜。 |
さて、今度は子供世代のカップリングのすすめ。今度は大して意味ないんですけど、エンディングや途中の会話などをひっくるめていいなぁ、と思ったやつを。言っておきますが、こちらは完全に趣味です(汗)。
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で、なんでこのカップリングのすすめのなかにシャナンとスカサハがいないのか? それはですね……できれば、この二人にはイザークで幸せに暮らして欲しいかな、と(笑)(だから、邪魔者にならないようにラクチェも嫁に出したんだしー(爆)。……どーせ腐ってただれてますよ、ほっといて(涙)。 アルテナはどんなにがんばっても誰も恋人にできないし、これはやっぱりアリオーンが相手なのかなー。 最後に、ナゾなお話。最後の方に登場してくるイシュタル王女のおかーさま、女王様のヒルダさん。たし10章では「ヴェルトマー家から嫁いできたうんぬんかんぬん」とか言っていたんです。いたんですが……終章で彼女の神々の系図を見てみると……あれ? なんで、ダインのところがぴかぴかに光ってるの? 竜騎士ダインの血は、たしかアリオーンが継いでいます。しかも、ヒルダはヴェルトマー出身だったハズ。アイラやアゼルにあった「ちょっとだけちかちか」ならわからないでもないんです。でも、正当な後継者を示すぴかぴか印。うーん、なんだったんだろう……。 |
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