アリスの館4・5・6 |
■アトラク=ナクア■
『アリスの館4・5・6』というのは、いわゆるアリスソフトから出たゲームをいくつか再録して、それに新作を2〜3追加したものだったと思います。さすがに再録されるだけあって昔のゲームもいいものが入っているので(某ランスシリーズとか、アレは面白いです)、「古いゲームじゃね〜」と思わずに買ってみるのも一興かと。
私は、仕事でやったあとに結局中古買いましたけどね……(遠い目)。で、『アトラク=ナクア』は新作のゲームです。ビジュアルノベルなので、ややこしい選択肢や複雑な分岐は無し。主人公は「初音」という名前の数百年生き続けている女郎蜘蛛で、これまたとっても日本的美人な女子高生になって某高校に住み着きます。目的は、宿敵「銀(しろがね)」に負わされた傷を治すこと。この銀がけっこう美形でね……(笑)(爆)。ちなみに銀はいかにも初音を退治するために彼女を追っている修験僧のようなフリして出てきますが、終章までプレイすればこの物語、単なる銀と初音の痴話喧嘩だったということがわかります(爆)(いやその、ホントはもっと真面目でシリアスな話なんですけどぉ……)。
で、その住み着いた高校で初音が見つけたのが、かなこというやっぱり女子高生。ちなみにかなこは、そのまま初音の恋人(つーか玩具とゆ〜かセックスフレンドとゆ〜かお姉様と子猫ちゃんというか……だって、かなこってば初音のこと「ねえさま」って呼ぶし(笑))になってしまいます。いきなり女同士? そーなんです(爆)。このゲーム、初音が回復するための「贄」を手に入れるのが目的なんですよね。基本的に、贄は女の子(いや、男の贄も展開によっては2名ほど……)。で、初音も女。当然のように、女×女が基本なのです(笑)。
そのせいかいわゆるHシーンがしつこくないんで、女性がプレイするにはけっこうオススメです。……レズに抵抗なければ(爆)。ちなみにシナリオを女性が書かれてるので、その点も女性がプレイしやすいところかな。やっぱり同じアリスソフトから出ている「デアボリカ」ってありますよね。デアボリカにハマった方ならきっと楽しめます、はい。とりあえず、主人公だけど初音って悪役なんですよね。結局、人間の心の隙につけこんで篭絡して餌にするようなもんですし(ちなみに贄になるのは、沙千保、つぐみ、鷹弘、和久の4名。女2人、男2人。かなこは贄じゃないのです(笑))。だけど、ずっと物語を進めてると、憎めなくなっちゃうんですよね〜(って、私が美人に弱いだけじゃ……)。というか、結局諸悪の根元は銀、おまえだおまえ(笑)! 最初っから彼は初音の敵なんですが、結局いちばんタチが悪いのはコイツだということがよ〜くわかりました。でも、顔いいんだよね……(核爆)。でもこの物語、最後まで一貫して初音×かなこです。ハッピーエンド……なんかな(笑)(たぶん)。
で、私のイチオシカップリングは(ここでもやるのか自分)やはり王道に乗っ取って初音×かなこ。かなこちゃんを気に入って追いかけまわす和久君、君は悪いけど死ぬか贄になってくれ(爆)。大体、君にかなこをやってしまうとバッドエンドになってしまうのだよ(核爆)。鷹弘は、制服姿はたいしたことないんですが、道着姿はかっこいいです。でも、このソフトの中でいちばんお気に入りの男性キャラは、むっちゃくちゃサブキャラの鮎川くんよっっ!(爆) ……いやそのえーと、カワイイ系の生徒会会計だったかな……(汗)。ホントにちょいキャラです(汗)。鷹弘×鮎川とかちょっと萌えかなってここはそういうコーナーではなーい。ちなみに鷹弘は生徒会長で、沙千保の幼なじみ(両思い・でもキスもまだらしい)、つぐみの兄(つぐみは兄貴に片思い(爆)です。
なんか、何が言いたいんだかわからなくなってきたな。とりあえず、機会があったらやってみてください。CG100%にするのも、そんなに難しくないです。
■零式■
これも新作。双子の女の子(ほんとに女の子。10歳くらいか?)が主人公なんですが、こいつらがまた鬼畜な性格なんですよねー(爆)。父親がまだふたりが幼い頃に行方不明になってしまって、それから散々大人たちの汚い面を見てきたせいか、ものすごく根性ねじくれてます。あおりを喰って酷い目にあってるのが、その父親の元部下で結局放り出されたあげくねじくれたちゃった双子の後見人になったグァンという女性。メカニックでもあります。けっこう美人(笑)。ハッピーエンドにたどり着ければ、双子はちゃんと更正してグァンとも仲直りできますが。
あ、ちなみにこのゲーム、双子の片割れである「鳳あかね」がパイロットである「零式」という戦闘機(つってもロボットみたいなもの)を操ってチャリオット・フェスタというコンテナ探索ゲームに参加、ポイントを稼いでトップを目指すというのが目的です。コンテナは10階層あって、マップは2D形式。敵に遭遇したら撃破して進む、といった感じかな。この兵装を考えたりするのがまたけっこう楽しくて……(すいません、元々わたしってややガンダマー入ってるんで……)。ただ、燃料といういわゆる行動ポイントみたいなものがあるので、迷宮探索もそうそう簡単にはいかないんですが。というわけで、けっこうやりがいがあったりします。つーか、これ攻略仕事にするにはやりがりありすぎだったっていうか(爆)。しかも、ラスボス倒すと裏零式がONになって、オマケシナリオが遊べちゃうんですが……この裏零式、オマケのくせに表より難しいしややこしいんだよー(笑)(まあ、イベントはないんですけどね……)。
ちなみに残念ながらこのゲーム、美形は登場しません。ジョルジュの息子は可愛いけど、さすがに小さすぎ……(まあ、あかねたちにはちょうどいい年齢なんだろうけど。ちなみに、あかねの双子の姉はなおみといいます)。そのかわり、美人はざくざくと。グァンも美人だし、タカビーなお嬢様や天然ボケ入ったお嬢さんもいるし、いわゆるかっこいい系の美人も(笑)。あ、そういえばひとりだけ顔が及第点の男性キャラいたな、荒本四郎だったっけ。天ボケの女の子の幼なじみですが、性格は悪い系です(笑)(でも、幼なじみの女の子にはけっこう甘いようだ)。
まあ、こっちは上のアトラク=ナクアと違って、ストーリーよりもゲームそのもの(というか、戦闘と迷宮探索)を楽しむゲームですね。というか、Hシーンとか別にいらない気が……(爆)。