■ハジラ、ピラネージ・チュミについての雑感
ハジラが新政府に固執するのはまぁ納得だよな。つーか、ここでいきなり執着なくされたほうが信用できねーとゆーか。で、少なくともハジラは魔族にワカ、というよりはシャンドラを渡すつもりはサラサラないだろ。自分が確立しかけた、新政シャンドラ帝国による支配を確固としたものにするためにはな。アルカンド陛下の存命が知れた今、新政シャンドラ帝国から旧黄金へと傾く人間も増えるだろう。これを食い止めるためにも、ハジラは何が何でも連合軍に組み込まれたベレジーナ騎冑団にワカ奪還を成し遂げてもらいたいだろうさ。
だけど、ピラネージはどうなんだ? あいつが『革命』に熱意を持っていた、つーか楽しんでたのはわかる。でも、ピラネージにとって、革命の成功(とも言い切れんけど)は本当に最終目的だったのか? 単なる通過点のひとつなんじゃないのか? ピラネージが目指すものは、本当はハジラとまったく違うものだったりしないのか? もちろん、そんな確証を見つけたワケじゃねーけどな。
とにかく、ピラネージには注意しておく必要があるだろう。フユティ内で何やらかそうとこの際今のオレには関係ねーけど(いやホントは大アリなんだろーけど)、ワカ奪還に向かう連合軍にちょっかいかけられた日にはたまったもんじゃねーよ。
同じく、ボロンティクもな。何考えてんだあのタヌキ親父。
それに、フユティにアルカンド陛下が来るってゆーじゃんか。ハジラとピラネージが余計なちょっかい出さないことを祈るっつーか……。 |
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